北陸を拠点に、「古民家再生」や「平成の民家づくり」に取組んでいます。
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「これからの木造住宅を考える。」第五回セミナーを終えて [2017.06.15]

6月7日に開催されました「これからの木造住宅を考える。」

第五回セミナー受講者の講義レポートです。

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今回の座談会は 金沢市議 喜多 浩一先生 、鈴木建設 鮒田常務 が参加され 空家対策

インフラ修繕の限界、政治、相続、民法、私達の生活の裏側の話をお聞きし

大変興味深く考えさせられ 濃い会になりました。

僕の思考の先に上記の事など当然考えてはなく、生活の先に出てくる課題、思考を掘り下げれば

まだまだ課題が出てくると思う。全ての事を解決する手段はないかもしれない

だが先人たちが考えた課題の回答は その町の建物、町の形成で回答してて

NHK「ブラタモリ」の なぜ この町は こうなったのでしょう? みたいなやつは

私達の家や街並みにも当然の残ってる その回答を良しと思う人々が回答を残しつづけていて

形として理に叶ったものが普遍的デザインとなるのだと思う。

僕は先人や誰かの考えた課題をも知らないまま 答えをただ右ならえみたいななぞるやり方を

していたかもしれない。自分で課題を提示することがブレない根幹で、形として回答することが

設計者のデザインなんだと思いました。

今回の座談会は阿戸さんのご自宅で行われ、昭和30年の住宅を最近改修された建物で

現代の生活をする為の課題を見事に回答された建物だと思いました。

中川

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輪島市 民家再生見学会 [2017.05.11]

平成29年5月5日

古民家再生の会、顧問である赤坂氏による施工中の物件を見学しました。
輪島にある物件で、完成時にはまた見学会の案内をさせていただきますが
取り敢えず現状のレポートをアップしますので 興味のある方は是非ご参加下さい。

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昭和初期に建築された‶古民家には定義されない古い家″。
今回の現場は当時の建て主が漆で栄えたということもあり、元々の造りも立派な建物でした。

外観は(写真①)のような よくある昭和の家ですが、
屋根のかけ方を正面だけ変えて完全な町家へと変貌を遂げる様子です。(写真②)

内部もまだ施工中ですが雰囲気ある通り土間に(写真③)
天井を無くし 出てきた立派な梁を見せたダイナミックな空間。
ディテールでは 切った梁の木口を少し切り落とす(写真④)
柱の埋木に少し実をつける(写真⑤)等、
ちょっとした工夫で 元々の造作のように自然に見えます。

上階の丈夫な梁から鉄筋で 下階の梁を釣ったり、方杖により下の柱へ力を逃がす等
構造の補強方法も大変合理的で参考になりました。

この昭和初期に建てられた‶古民家には定義されない古い家″は数多く存在しますが
古民家ほど直す価値が無く、もて余されているのが現状ではないでしょうか。
しかし直し方により、ここまで価値が生まれる状態になるのであれば
古民家再生では無く、昭和の民家再生という新たな再生の在り方を生むのではないかと感じます。  (阿戸)

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写真①

写真②

写真③ 写真④ 写真⑤

 

「これからの木造住宅を考える。」第三回セミナーを終えて [2017.03.04]

3月2日に開催されました「これからの木造住宅を考える。」

第三回セミナー受講者の講義レポートです。

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普遍的なデザイン

ふ‐へん【普遍】 の意味

全体に広く行き渡ること。 例外なくすべてのものにあてはまること。

 

座談会に参加して

僕が家と言う形を作るにあたり今では当たり前の事が その考えはなぜ?一体どこから来たのか?そんな事を掘り下げて考えたことは今までなかったかもしれない

それは誰かの考えを結果だけ上辺だけを良くも悪くもかじっただけで その土地の環境、信仰、風習、制度、思想、学問、芸術、伝統も様々違う文化をどこまで考えてきたのか?と問いかける内容で自分自身のエゴや流行に乗っただけじゃないのか?と考えさせられ自分のデザインの根幹はどこから出てきたのかと見つめ直せました。

普遍的な形はいくつもの時代を通りすぎ文化を反映し変化を続け残ってきた形で それには理由があり、美しく感じ、そして機能的、それは皆が腑に落ちる形なのだと思う。

今後はその土地の文化を根ざした根幹を持って形に追及していきたいと思いました。

 

PS 赤坂先生が設計図は設計士のラブレターだ!とおっしゃってました。

僕はその素敵な考え方に心を打たれ僕もそうで有りたいと思いました。

中川

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普遍的なデザインについて、一国の美しさと文化は風土に根ざすといい、
その場所の気候や文化から自然発生的に生まれる住まい方なのかと理解しました。
しかし現在の住まい方には上座が無い等昔からの伝統、文化が失われている。
それは時代の流れでしょうがないこと。
そんな気候や文化が変わりつつある現代での
普遍的なデザインとは意味のある事なのかと考えていました。
それは守るべきもので、守ろうとするなかにまた何かが生まれてくるのではないかという答えに光を見い出した気持ちです。
単純に時代の流れに乗るのではなく、伝統、文化を大切に考えた上で発想を深める。
そんな物事を考える上で根本となる大切なものが今回のセミナーで感じられました。

阿戸

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今回の座談会ではダイニングテーブルの座る位置や床の間上座の関係などの例をもとに、

作法や文化から生まれるデザインが長く残っていくデザインではないかとのことでした。
前回の座談会で、すぐ形と結びつけてしまうのは短絡的だったと反省します。赤坂先生が以前『まなんで民家!』で

「今の設計士は意味が無いから(分からないから)といって、昔からの工法を崩していく。分からないから無くすのではなく、わからないなら残すべき」

というようなことを話していたことを思い出しました。伝統とは形骸的なものではなく、

意味があるから残ってきたものと今回の座談会で学びました。

時代の流れによって、残っていくもの、消えていくものがある中で、「残していかなければならないもの」を守っていければと思います。

村田

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「これからの木造住宅を考える。」第二回セミナーを終えて [2017.02.06]

写真 (1)

2月2日に開催されました「これからの木造住宅を考える。」

第二回セミナー受講者の講義レポートです。

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前回は、今までの自分達のデザインに対する問題点があげられ

今回は、じゃあどうすれば良いか?という論点でのセミナーになりました。
普遍的なデザイン、普遍的な美しさとは何か。

キーワードは“自然”と“そこから発生する文化”

文化や伝統を表現する全国的なコンペでも、姿形だけ模範したものや

間違った解釈でアレンジする等、現代の有名建築家でも作ってしまう風変わりな作品。

今から何十年と時が経ち、環境や時代の変化と共に

その建物の美しさは果たして普遍的にそこにあり続けるのか。

じゃあどうすれば良いか?

どうやって文化が生まれ、どのように広がり、どんな変化を遂げたのか。

表面的なデザインではなく、物事の成り立ちを考え、何故このデザインになったのか。

常に何故?と思い、深く知り、考える中に正解が有るのではないでしょうか。

今回は私達の会にぴったりな古民家を改修したレンタルスペースにて行いました。

落ち着いた和室で 座布団に座り、まさに座談会な雰囲気。

このセミナーでは答えが用意されている訳でなく、段階を踏んで徐々に回答に近づいていく。

そんなセミナーだと思いますので、興味のある方は早い段階から参加して

自分なりの答えを導き出して頂きたいと思います。

阿戸

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今回の座談会で赤坂先生から『普遍的な美しさ』とは何かという問いかけがありました。
ヒントとして自然の美しさが『美』の源流なのではと。
明確な答えは難しいですが、自分が今思うこととして、規則性から生まれる形、

繰り返しによるパターンからの美しさが一つの回答なのではと考えます。
住まいで言えば直線の組合せである格子や組子、柱と建具のパターンが美しい家を作り、

家と家の規則性か美しい町並みになる。この規則性が自然の美しさと通ずるのではないかと考えます。
また前回の座談会で赤坂先生の設計事例として、自然を借景した住まいの紹介があり、

どんなに建築をがんばっても、自然の美しさには勝てないというような話しがありました。
そのように自然の美を邪魔しないで溶け混むような形や、自然の美を取り入れる形が、

ひいては「普遍的な美」になりえるのかと考えます。
個人的には、建築としての設備のかたちの話が大変興味深かったです。
村田

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写真 (2)

鹿熊会長からの、新年の所信表明 [2017.01.31]

先日役員会を行いました。

 

その時のお話しですが、当会副会長の恒和不動産代表でもあります金田氏と

営業のお話しで意見交換をしていた時に彼はこうおっしゃっておられました。

 

仕事は 情熱と自信だと~中略~

 

その言葉を聞いた時に自分のある悩み事がその言霊を聞いて

救われた思いでした、この会の会員で良かったと強く思いました。

 

また、副会長の若狭建設専務の土居氏の口癖は

仕事がきつい時に彼は、何がどうあれやるんです、と良く言われます

圧倒される程に回りもその言葉を聞いて元気にさせて頂ける言霊ですね。

一緒にJVをしてますがとても心強いです。

 

また、事務局でもあり若くして独立した設計事務所代表の松川氏は

日頃大人しい方ですがとても多方面に熱い人で

毎日仕事で寝るのがいつも真夜中だそうで、

私も図面の依頼をお願いした事がありますが、びっくりする程仕事が早いです、

そんな彼から学ぶ事がたくさんあります。

やはり若くして独立するという事は生半可ではやっていけないと彼の背中から

いつも学ばせて頂いています。

 

幹事の阿戸さんはとても向上心の高い人で

この赤坂氏のセミナーの責任者でもあり

これからの若手のエースでもあります。

 

そんな役員の皆さんと共に日々話をしている中で

 

これから春に向けて営業実績を作り

会員の皆様と共にお仕事を共有し

営業を役員中心に音頭を取りながら企画し

会員の皆様全員で、会の趣旨と目的を果たして行きたい

 

また長年この会の為に頑張って来られました

前役員の方々全ての皆様にお知恵を賜りながら共に全員で

ある時は学び、またある時は汗をかき、時には知らない事で恥もかく事もありますが

最後にはそれぞれの皆さんがこの会でスキルアップ出来

共に平等に笑顔で会を盛り上げて行きたい

それぞれのお仕事にプラスになりたい。

 

そう思って頂けるように役員一同考え行動して参ります、

是非発展的な明日の話が出来るそんな会を目指しますのでこれからも全ての皆様と

一緒に、一人の一歩では無く、みんなの一歩で有りたいと思います、

今後とも古民家再生の会にご協力賜りますよう

そして忌憚の無いご意見を、どうぞよろしくお願い致します。

 

役員を代表して

 

会長 鹿熊秀夫

「これからの木造住宅を考える。」 第一回セミナーを終えて [2017.01.12]

昨年開催されました「これからの木造住宅を考える。」第一回セミナー受講者の講義レポートです。

 

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「これからの木造住宅を考える。」というタイトルでしたが

まず、今までの自分達の行ってきた仕事やデザインについて

何をもって良いデザインとしてきたか等、デザインに対する考えを見つめなおすセミナーでした。
個人の感性に頼るデザインというのは、とても流動的で時代と共に変化していくものです。

建築の世界にも流行はあり、デザインが変化していくということは当然の事だと考えていました。

建築(住宅)のデザインとして「古い、新しい」という概念があるのです。
建築は一度出来てしまうと、ファッションのようにデザインを変えることは

ほぼ不可能です。
そんななか、この個人の感性によって出来た建築に対して

いづれ「時代遅れ」というものが訪れることになります。

不変な物など造ることなど不可能と考え、これらは仕方がない事だと

割り切っていましたが、どこか心の中で探していた

「流行に惑わされないデザイン」がこのセミナーの中にあったような気がします。

薪ストーブを囲んで行われた、とてもリラックスした雰囲気での対話形式のセミナーで、

参加した方々の設計に対する思いや価値観等、普段聞けないような部分まで踏み込んで

話ができ、少人数のセミナーならではの良い企画だったと思います。

次回の内容も自分達で考え、自主的に学んでいく姿勢を大切に これからも内容の濃いセミナー

を開催していきたいと思います。

 

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座談会では特に3つの大切なことを学びました。
一つはデザインとは時代の要求をかたちにすることであるということ。
今までは設計士と施主の間で設計し、問題があっても「好み」の差で答えはないのかと思っていました。

しかし「時代の要求」を軸に設計し、その要求を満たすことが答えなのかな思いました。
もう一つは「誠実」であること。当然のことのようで難しいことです。

明確な答えを持っていないこともあって、説明責任という名の言い訳や、

「普通」という言葉で問題を誤魔化してしまうことがありました。
最後に予算がオーバーした場合は、まず予算を上げてもらうように言ってみること。

お金は出したことは忘れるけども、家への不満はずっと残るから妥協するのは最後とのこと。

設計にあたっては予算を第一にと思っていましたから、目から鱗です。
赤坂先生から殻に閉じこもっていると言われましたが、その殻を座談会で学んだ事を糧に、破っていければと思います。

 

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平成26年度 いしかわエコリビング賞 優秀賞受賞 [2014.12.05]

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古民家再生の会で設計施工し、7月に完成した金沢市の渡辺家がこの度、いしかわエコリビング賞において、最高賞の優秀賞を受賞いたしました。合わせて先日、金沢市の優良町家の認定も受けています。

エコリビング賞においては、環境性能もさることながら、複雑に改変されてしまった町家を町屋本来の姿に再生し、明るく風通しの良い町家へ再生されたことが評価されたものと考えております。

これを励みに、今後とも古民家再生の実践に励んで行きたいと考えています。

まなんで民家!すまい塾22@高岡の再生現場その2 [2013.08.12]

しばらくぶりの更新になりました。
この間いろんなことがありすぎて、BLOGでなくFBでの情報発信でしのいでいましたが、やっぱりBLOGでしっかり情報を残していく必要もあるので、これからはこちらの方にもしっかりといろいろな情報を掲載していきます。

まずは、まなんで民家!すまい塾22が富山県の高岡で開催されました。棟上直後に高岡の調査の帰りに赤坂会長が木組みが見ごたえあるとの事で、足を運んでいらいです。今回は古民家の部分移築で正確には古材を使った新築になります。若い世代の住まいで、規模も50坪以下、新築より少し高い程度でこの質の住まいを手に入れられるのですから、が本当にクライアントがうらやましい限りです。この空間とデザインには価格以上の価値があります。

 

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今回も金沢設計さんの現場で、しゃべり好きの会長の笑顔がなんとも印象的ですが、いろいろ質問が出れば出るほど会長のテンションが上がるようです。テンションが上がると言うような失礼な言い方になりましたが、やはり降幡顧問から学ばれた経験に裏付けされた知識は、専門家でも驚かされるほどです。「まなんで民家!すまい塾」のお知らせをこまめに見て頂いて、再生現場で直接会長にいろんなこと聞いて頂ければと思います。住まいの現場で直接、見て、触って、聞いける、めったにない機会だと思います。

 

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まずは、この木組み富山県の黒部市に立っていた少し大きめの古民家の使える部分をそのまま活かしながら、規模を小さくするとあまる材料を大きな切妻屋根の木組みにアレンジされています。使い切れないくらいの古材があって、引き直し、家具にまで利用されていました。


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完成が楽しみです。お施主さんの了解も得て完成まで、まなんで民家!すまい塾で公開させて頂けることになりましたので、次年度を予定を近く発表しますので見逃しなく!

まなんで民家!すまい塾16@金沢市香林坊 [2012.08.18]




まなんで民家!すまい塾16が香林坊で開催されました。香林坊は金沢の繁華街で商業ビルが立ち並んでいるイメージがありますが、裏通りに入ると古民家の姿も見ることができます。その僅かにのこる古民家をデザイン事務所が店舗を経営されているクライアントが併用住宅に再生しているのかこの現場です。クライアントは「まなんで民家!すまい塾」の常連さんで、これまで塾に参加しながらがこの計画を進められてきました。此花町の古民家再生と同様、金沢市の助成金も受けて計画が進められています。
現場は、解体工事が終わり、基礎の補強工事が進行中でした。完成が楽しみです。






山野金沢市長も前回のセミナーに続きご参加頂きました。この塾が本来めざしている、古民家再生の現場から住まいづくりを考え、日本の住まいが本来あるかたちにより良くしていこうという私たちの思いくんで頂いているのか、市長自らが現場に足をお運び頂きいろいろ学ばれている姿勢に、私たちも大変感心しました。古民家再生の現場には、本当に多くの発見や学びがありますので、多くの皆さんにもご参加頂きたいです。

ご自身のblogに当日の記事にがあります。何か腹案があるとのこと、連絡を楽しみにしたいと思います。
リンク→山野ゆきよし日記:金澤町家再生の定点観測






写真は、先の写真の中央に貼られていた。現場への指示事項の書かれた紙です。設計だけでなく、施工においても、物事と本質を捉える共通認識を持ちながら、細部にわたり細やかに考えていくことがとても大切だと思います。

まなんで民家!すまい塾、開催のお知らせは、開催のおよそ一週間前にHPで行っています。お申込みの上、ご参加下さい。

古民家の下調査 [2012.07.14]

古民家再生プロジェクトが始動しました。
古民家の再生プロセスと技術を出来るだけオープンにして誰もが取組めるものにしていくことで、一つでも多く古民家が残されることをめざしています。

 

 

調査に先立って、調査の方法などを学びました。現状の建物を記録しながら、建築当初の姿を探っていきます。会長に調査のポイントなどを学びました。古民家再生では意外とこの課程が大変重要です。

 

 

今回、下調査した古民家はごらんのようないわゆる看板建築です。まなんで民家!すまい塾の此花町の再生現場のすぐ近くです。この看板の裏には、おそらく古い町家が隠れています。再生にはもってこいの建築と言えるかもしれません。以前の改修で金沢らしい青戸室石が使用されていたりもしますが、もう少し調べて町の中にあって、建築そのもの発する声に耳を傾ける必要がありそうです。

 

 

内部の一部ですが、丁寧につくられた座敷などがしっかり残っていて、柱なども割合と太い印象でした。根本的な問題をそのままにして、部分的なリフォームを繰り返しながら、少しづつ住みづらくなってきた感じがしました。しっかりと調査してこの建築の持つ本来の魅力や特性などを見つけ出しながら、再生を図っていきたいです。